K-Prolog Compiler Version 6.0

起動時の処理
K-Prolog のコマンドラインのオプションとして、次のものが指定できます。
- -a:Atoms(既定値131101ワード)
- アトムと変数名の入る表の大きさを指定します。
必ず素数で余裕を持って指定する方が望ましいのですが、
既定値の131101で通常は十分です。
- -h:Heap(既定値1000000ワード)
- ヒープ領域(プログラムの定義や、アトムのつづりなどが入る領域)
の大きさをワード数で指定します。
- -g:Global(既定値900000ワード)
- グローバルスタック領域(プログラムの実行中に複合項や、
後戻りのための情報が入る領域)の大きさをワード数で指定します。
この領域のうち、約1割は多目的バッファと
ガルベージコレクションのために確保されます。
- -l:Local(既定値100000ワード)
- ローカルスタック領域(述語の起動フレームと変数が入る領域)
の大きさをワード数で指定します。
- -code:Code
- エンコーディング(eucjp,sjis,utf8)を指定します。
- -e:Execute
- 起動時にトップレベルのかわりに実行するゴールを指定します。
- -list: List処理組込み述語
- リスト処理の組込み述語を組込まないようにように処理系に指示します。
- -conforming: Conforming
- 規格に適合する機能だけを使うように処理系に指示します。
K-Prologの内部表現での1ワードは4バイトです。
オプションを指定する時に、ワード数としては、10進数の他、K(キロ、×1024)や
M(メガ、1024×1024)をつけた指定ができます。
[例]
% plc -g 800k -l 400k -h 300k
上の例ではグローバルスタックに800kワード、 ローカルスタックに400kワード、
ヒープ領域に300kワード確保することを指示しています。
また、C言語のargc、argvに相当する
アプリケーションへの引数の受渡しを行うために
% plc -e demo == 8 5 6
の様に == の後に引数を書くことができます。これらの引き数の値は、組み込み述語
appl_argc/1,appl_argv/2で参照できます。
初期化ファイル
K-Prolog の起動時に、Prologで書かれた組込み述語のファイル prolog.boot
と、ユーザの初期化ファイル prolog.ini が読み込まれます。
Prolog.bootファイルは通常 K-Prolog の
導入ディレクトリに
置いてありますが、ユーザが組込み述語を自分専用に追加したような場合、
環境変数 PLCBOOTにファイル名を設定するか、または、
起動時のディレクトリにファイルを置く
ことにより、標準と異なるファイルを使用できます。探索の順序は、
- 環境変数PLCBOOTに設定したファイル
- 起動時ディレクトリのprolog.boot
- 導入ディレクトリのprolog.boot
の順で、最初に見つかったものが読まれます。
Prolog.iniファイルは、種々の指令を書いておくことによりユーザ
が起動時に自分専用の環境を設定するために使います。
ファイルの探索の順序は、
- 環境変数PROLOGINIに設定したファイル
- 起動時のディレクトリの prolog.ini
- 起動時のディレクトリの .prologrc
- ユーザのホーム・ディレクトリの prolog.ini
- ユーザのホーム・ディレクトリの .prologrc
で、最初に見つかったものを読み込みます
(見つからない場合でもエラーではありません)。
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